つかみ

幼稚園児でもわかるように、修士論文の発表をしなさい、といわれた。

複数の人間が、あるひとつの事柄を共有し、伝えようと思うと、

わかりやすく伝えないといけない。また、わかりやすく返さないといけない。



一方で、それぞれの事柄については、もちろんいろいろなレベルがあるけれども、

段階を経ていくと、わからないことが出てきたり、わかる人が少ないレベルに達することがある。



情報化社会、という時代に生きるものとしては、

ある事柄が見つかると、つまり「僕は面白いと思うんだけど、どうよ?ということ」が見つかったら、

自分で周りの人に対してアピールする必要がある。


自分でやるやり方は、新聞でも、写真でも、映像でも、放送でも。




ここでの疑問。

難しいことを伝える必要があるのか?また、どうやって伝えるのか?

たとえば、医者の先生って、どうやってるのよ、と。

哲学の先生は?建築の先生は?弁護士の先生は?政治の先生は?



答えのヒントとなりそうなこと、その1。


心を「つかむ」こと。


落語の用語で、「背中が浮いた」という表現がある、と「タイガーアンドドラゴン」で言ってたと思うけれど、

心をつかんで、話に乗ってくるようであれば、

楽しさだったり、幸せだったりを伝え共有することができるのではないか。



答えのヒントとなりそうなこと、その2。


「ボケにまわる」、「コマす」、相手に「言わせる」こと。


会社の上司は、

その人に、逆につっこみを入れられるようなくらいに落として、

わかりやすくかつ反応が入ってくるレベルにセットすれば、より理解が深まるという趣旨のことを言っていた。


なんだそんなの、△△にすればいいじゃないか。

ほっほう、おっしゃられる様に、○○は△△と言うことなんですね。

では、こうすれば■■になりますね!(自分の売り込み)